© Charles Coates/Getty Images
ハンガリーGPは8月2日（日）に何らかの形でF1レースを開催できると考えている。新型コロナウイルスの猛威は今も続いているが、実施可能な日程だと主催者は主張する。
世界的な危機を受けてF1シーズンの開幕は無期限延期の状態となっており、第10戦まで全てのレースが延期または中止された。F1は7月5日（日）にオーストリアで無観客レースを開催してシーズンを始めたいと考えており、チェイス・ケアリーCEOは夏のヨーロッパでのレース開催に"確信が高まりつつある"と述べた。
2020年の当初のスケジュールでは、オーストリアに続いてイギリスとハンガリーでレースが行われることになっていた。イギリスGPの舞台となるシルバーストーンは、いかなる形になろうと、今年レースが行われる場合は無観客で実施することになるとファンに向けて発表している。
ハンガリーGPの責任者はブダペストでのイベントについて、あらゆるソリューションに対しオープンな姿勢を示した。
「権利者とは日々連絡を取り合っている」とハンガロリンクのジョルト・ギュライCEOは『Autosport（オートスポーツ）』に語った。「われわれがあらゆる種類のソリューションにオープンなことをリバティ（メディア／F1オーナー）は知っている。レースをオーガナイズする準備はできている。その方法についてはわれわれのコントロールを超えたところにあり、国の置かれた状況によって変わるだろう」
「規制緩和を待っているところで、どうやって、いつ、生活が通常に戻るかを見極めている。オーストリアやイギリスの人々と同様に、われわれもF1シーズンの開始に全力でコミットすることを誓う」
ギュライCEOはまた、8月2日という当初のままの日程についても十分に実現可能な範囲だと主張しているが、無観客での開催や、1週末に2レースを行うことについてはまだF1と議論していないと述べた。
「無観客レースというオプションについては話したことがあるが、それはまだオーストリアに向けて方法が策定されている最中だ。確実なことが決まれば、われわれもレギュレーションに従う」
「もちろん、政府のルールに依存する部分も多い。しかし、1つ確かなことがある。政府にとってもハンガロリンクにとってもハンガリーGPの開催は非常に重要だ」
「2つのオプションがある。1つはオーストリアと同様にファンを入れずにレースをすることだ。当然ながら、それはプロモーターにとって巨大な損失を意味する」
「2つ目のオプションはファンを入れてレースをすることだ。それに関しては35年の経験がある。昨年は観客動員数の新記録が生まれており、チケットの売り上げ状況に基づいて考えると、今年のレースも同様の数字が期待された」
「もちろん、新型コロナウイルスの感染が確認されてからはチケット販売を中止しており、新しい状況に適応しなければならない。コースの利用は現在停止されているが、サーキットのメンテナンスは続けられていて、8月2日のハンガリーGPに向けて準備を進めているため、コンディションは良好だ」
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April 29, 2020 at 07:34PM
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予定通りのレース開催に「コミットする」ハンガリーGP - ESPN F1
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