レーシング・ポイントF1チームの2020年F1マシン『RP20』は、昨年タイトルを獲得したメルセデス W10に酷似しており、“ピンクメルセデス”と揶揄された。
だが、似ているのは見た目だけでなく、レーシング・ポイント RP20は、パフォーマンス的にもメルセデス、レッドブル、そして、特にフェラーリに挑戦できるポテンシャルがあると評価されている。
プレシーズンテストは2月に行われたが、そこからF1チームは新型コロナウイルスの世界的な大流行により63日間のファクトリー閉鎖を余儀なくされた。
オトマー・サフナウアーは、F1チームが通常のようにマシンをアップグレードできなかったことにより、シーズン序盤に非常に自身を持っていると語る。
レッドブル・リンクでの開幕戦でプレシーズンテストの状態を再現できるかと質問されたえオトマー・サフナウアーは「予測するのは難しいが、我々が冬に目にした競争力のいくつかはレッドブル・リンクに引き継がれるはずだと思っている」と F1 Nation にコメント。
「そして、2つ目として、我々は長い休暇をとっていた。誰も仕事に戻って、マシンを開発し、マシンに新しいパーツを投入するための十分な時間がなかったと思う。我々が時間を得られなかったのは確かだ」
「だが、私の予想では、冬に目にした競争力は我々も利用可能だと思っているし、オーストリアでそれが明らかになるだろう」
実際、RP20はチームがこれまで生み出したなかで空力的に最も優れたF1マシンだとオトマー・サフナウアーは考えている。
「そうだね、比較的そうだと思っているし、最も競争力があるマシンだ」とオトマー・サフナウアーはコメント。
「我々はそれなりの前進を果たすことができた。我々は本当に競争力があるように思えた時代は他にもあった。エイドリアン・スーティルがスパの上り坂でメルセデスのミハエル・シューマッハをオーバーテイクしたのをおb終えている。我々が本当に速かったレースであり、スパではほぼ勝利を掴みかけていた」
「バルセロナの全体的なパッケージは、通常、空力チームがどれだけうまく仕事をしたかを示す良い指標だ。おそらく、このマシンは我々の空力チームが生み出したものの中で最高のマシンかもしてない。いずれにしろ、バルセロナでは最高のマシンだった」
レーシング・ポイントF1チームは、シーズン開幕前の慣らし運転として6月17日にシルバーストーンでのフィルミングデーを利用してRP20でテスト走行を実施する。
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June 16, 2020 at 06:18AM
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