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ル・マン24時間レースの大会スケジュールが明らかに。例年より短い4日間での開催 - Motorsport.com 日本

 先日は初開催のバーチャル・ル・マン24時間レースが大きな盛り上がりを見せたが、そんな中で9月19日(土)〜20日(日)に行なわれる2020年のル・マン24時間レースのエントリーリストとタイムテーブルが発表された。

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 新型コロナウイルス流行の影響で従来の6月から延期となった2020年のル・マン24時間。タイムテーブルに関しても例年と異なり、4日間に圧縮されたスケジュールとなっている。

 例年はフリー走行と予選が水曜日と木曜日に行なわれていたが、今年は木曜日と金曜日に行なう。また、4回行なわれるフリー走行の合計時間も12時間から11時間に短縮されている。

 まずは16日(水)に公式車検がサーキット上で行なわれ、17日(木)10時(日本時間17時)から走行がスタート。3時間のフリー走行を2回行なった後、全62台のマシンが参加する予選セッションへと続く。予選は45分間で争われ、各クラスの上位6台が翌日の“ハイパーポール”へと駒を進める。その後はフリー走行3回目が夜間に実施される。

 18日(金)は1時間のフリー走行4回目が行なわれた後、30分間のハイパーポールが実施され、各クラスのポールポジションを決する戦いが繰り広げられる。そして19日(土)には15分間のウォームアップ走行が設けられた後、14時30分(日本時間21時30分)にいよいよレースがスタートとなる。

 レース主催者であるACO(フランス西部自動車クラブ)は声明の中で、2020年の新たなスケジュールは、新型コロナウイルスの影響でレースが延期されたことへの対応であると説明した。

 声明には次のように記されている。

「2020年のル・マン24時間レースは、前例のない国際的な状況のために再編成せざるを得なかった。しかしながら、安全性を最優先した質の高い競技を保証するためにあらゆる努力が行なわれてきた」

 また今回はタイムスケジュールだけでなくエントリーリストも併せて公開されたが、LMP1クラスはToyota Gazoo Racing、チームLNT、レベリオンがそれぞれ2台をエントリーしただけでなく、リザーブ枠となっていたバイコレスも名を連ねたため、計7台となった。これにより、1台だけがスーパーポールに進めないということとなる。

 また26台がエントリーしているLMP2クラスでは、山下健太が所属するハイクラス・レーシングが2台目のマシンをエントリーしており、ドライバーはヤン・マグヌッセンのみが登録されている。また青木拓磨らを擁し、特別仕様のオレカ 07 LMP2で賞典外の“ガレージ56”から出場予定だったSRT41はエントリーを取り下げている。

 そしてLM-GTE Proクラスでは、コルベットがエントリーを取り下げ、ポルシェも普段IMSA(ウェザーテック・スポーツカー選手権)を戦っている2台のエントリーを取り下げるという事態となった。これにより、全8台中4台がフェラーリ488 GTEとなった。

2020年ル・マン24時間レース:タイムテーブル(現地時間)

9月17日(木)

10:00-13:00 - フリー走行1回目
14:00-17:00 - フリー走行2回目
17:15-18:00 - 予選
20:00-00:00 - フリー走行3回目

9月18日(金)
10:00-11:00 - フリー走行4回目
11:30-12:00 - 予選(ハイパーポール)

9月19日(土)
10:30-10:45 - ウォームアップ
14:30 - 第88回ル・マン24時間レース

 

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