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時速80キロドローンレース、機体カメラ映像で操縦 岐阜県で全国大会 - 岐阜新聞



石田宏樹社長(右)の助言を受け、全国大会に向け調整する梅溪得道さん、伊藤梨々花さん=郡上市美並町上田、ROBOZ郡上支社

石田宏樹社長(右)の助言を受け、全国大会に向け調整する梅溪得道さん、伊藤梨々花さん=郡上市美並町上田、ROBOZ郡上支社

 小型無人機「ドローン」で速さを競うレース「第2回タイニーウープ東海クラシック」が22日、岐阜県恵那市上矢作町の上矢作体育館で開かれる。全国からドローンレーサーが集い、時速80キロにもなる機体を巧みに操り、障害物が設置されたコースを駆け抜ける。主催するドローンスクール運営「ROBOZ」(本社・恵那市)によると、全国大会は県内初開催となり、石田宏樹社長は「競技人口を増やして、岐阜から世界で活躍するレーサーを育てたい」と語る。

 超小型ドローン「タイニーウープ」を使った室内レース。ゲートをくぐったり、フラッグをかわしたりするコースでタイムを競う。パイロットは、機体に付いているカメラの映像を、専用ゴーグル内のモニターで見ながら操縦する。自分がドローンに乗って飛び回っているような感覚が味わえる一方、自分の機体やコース全体が見渡せない中、高速ドローンを正確にコントロールする技術が求められる。

 ドローンレースは海外では賞金総額1億円を超える大会もあるが、国内での認知度は高くない。産業分野でドローン活用を推進する石田社長は、次世代スポーツとしても普及を進めようと、2019年に愛知県稲沢市で第1回大会を開催。第2回の今回は恵那市の後援のほか、20社以上の協力・協賛を得るなど地域も巻き込んだ。「超小型で危険性も低く、初心者でもすぐに上達できる。地域活性化に貢献しながら認知度を高めて、国内プロリーグをつくりたい」と話す。

 レースには、中学生から60代まで27人がエントリー。世界大会出場経験のあるトップ選手も参戦する。

 優勝候補の1人、梅溪得道(うめたに・とくどう)さん(18)=可児市兼山=は「日常生活では出合えない目線やスピード感が味わえる」とレースの魅力を語る。ROBOZ所属レーサーで、昨年競技を始めたばかりだが、すでに名が知られる存在となっている。

 「ドローンはさまざまな分野で普及し始めた黎明(れいめい)期。今、本気でやればドローン界の第一人者になれる」。同社で機体整備や撮影補助のアルバイトをしながらプロのレーサーを目指しており、「スピードを抑えつつノーミスを心掛ける。優勝できる自信はある」と当日の戦略を練る。

 また、出場予定者のうち4人が女性レーサー。初の公式戦に挑む大学生の伊藤梨々花さん(19)=岐阜市柳津町=は「いつか世界大会に出場したい。年齢、性別に関係なく誰でも楽しめることを(観客に)伝えられれば」と意気込む。

 22日は、午後0時30分から予選、同3時から決勝ラウンドが行われる。観戦無料。午前10時から一般向けの体験会もある。

カテゴリ: くらし・文化 スポーツ



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November 21, 2020 at 06:48AM
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