■感染対策 密接減らす 新型コロナウイルスの影響でマラソン大会の中止が相次ぐ中、県ランニングクラブ連絡会は５日、県総合運動公園で感染対策を講じた関係者限定の試験的なレースを実施した。今後も数回行って運営ノウハウを積み上げ、秋ごろに一般ランナーが参加できるリレーマラソン大会の開催を目指す。 日本陸連は６月末、ロードレースの再開に向け、具体的な感染対策を盛り込んだ大会運営のガイドラインを公表した。連絡会は、県内での再開につなげるため、ガイドラインを踏まえたレースを企画した。 レースは、公園内の１５キロを３～５人で走るリレー形式で実施した。スタートは密集しやすいことから４地点を設置。参加１３チームが４地点に分かれてスタートした。接触を避けるため、継走所ではランナーが中継ラインを越えれば次の走者が走り出せる「エアたすき」の特別ルールを設けた。開会式、閉会式は行わず、成績はホームページに掲載した。
レース後、連絡会の宮前仁幹事は「他チームとの密接は減らせた。中継場所をさらに分散させれば、５０チームくらいは参加できるかもしれない。小さな大会でも、ランナーのモチベーション維持のために開きたい」と話した。
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July 05, 2020 at 10:44PM
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