勝ったダノンファラオは父American Pharoah、母クリスプ(母の父El Corredor)という血統の牡3歳馬。JRA栗東・矢作芳人厩舎所属。通算成績は8戦3勝(うち地方2戦1勝)。
<レース後の関係者のコメント>
1着 ダノンファラオ(坂井瑠星騎手)
「嬉しいです。乗せて頂いた関係者の皆様に感謝したいです。パドックで乗った時に、前走より状態が上がっていると感じました。間隔を開けて良い状態になっていました。行けるならハナに行こうと思っていましたが、外のダイメイコリーダが速かったので、切り替えて2番手から運びました。道中はしっかり走ってくれていましたし、4コーナーから直線の感じでは前はかわせそうだったので、あとは後ろから来る馬がいるかだと思って追っていました。まだ3歳で緩い所もありますし、良くなる余地はかなりあると思います。その中で結果を出せて嬉しいです」
1着 ダノンファラオ(矢作芳人調教師)
「やはり大井で勝つのは、いつも良いものですね。今日はイレ込みもいつもほどではなかったですし、緩くて完成はまだ先でも、馬体も絞れて素晴らしいなと思っていました。やはり道中はカフェファラオが後ろにいましたし、安心は出来なかったのですが、この馬の潜在能力を信じていました。直線で後ろが離れたので、まさかと思いましたが、友人の森田調教師の管理馬とワンツーになったので嬉しかったです。セレクトセールで高値でオーナーに買って頂いた馬ですし、まだまだ満足はできません。緩さが取れて古馬になったら、もっと強くなると思いますが、今日は馬を褒めてあげたいです。(この後について)夏は休ませるつもりです。この状況でアメリカへ行くのは難しいと思いますし、11月にまた大井(JBC)へ帰ってきたいと思っています」
2着 ダイメイコリーダ(池添謙一騎手)
「スタートも良かったですし、自分のペースで行けました。勝ち馬にぴったり来られる形になりながらも、よく頑張ってくれました」
4着 ブラヴール(本橋孝太騎手)
「(ピークと比べると)6割、7割という感じでした。それでもビックリするぐらい、凄い脚を使ってくれました」
7着 カフェファラオ(D.レーン騎手)
「最初のコーナーの所にあった車のタイヤの跡に驚いて、逆手前のままで向正面まで走ってしまい、脚のバランスを崩してしまいました。キャリア4戦目でキックバックも未経験で、そこにも反応してしまいました。3、4コーナーもタイトな形になって、直線までスムーズな流れになりませんでした」
8着 バーナードループ(C.ルメール騎手)
「返し馬から集中していなくて、道中もあまり進んで行きませんでした。チークピーシーズを着ければ、もっと集中して走れるかも知れません」
(取材:大関隼)
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July 08, 2020 at 07:52PM
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