2020年のF1は7月初旬に再開が決定。新型コロナウイルスの流行によって活動を控えていたF1チームも、レースに向けて動きを加速させている。
既にメルセデスやルノーが2018年のF1マシンを使用したプライベートテストを実施。2月のプレシーズンテストからF1マシンに乗っていなかったことで失った感覚を、ドライバーに取り戻させようと、またウイルス対策の“新しい様式”に慣れることなども目的としていた。
そして6月17日には、テスト以降で初めて2020年用のマシンを使用した走行が、レーシングポイントによってシルバーストン・サーキットで実施された。
この走行はプロモーションデーを利用したものだ。各チームには年間で2日間のみ、デモ走行用タイヤを装着した最新マシンを100kmまで走行させることが許されている。レーシングポイントは既にその1日を使用済みだったため、今回は最後の1日となる。
レーシングポイントはこの貴重な走行の機会を用いて、新型コロナウイルス感染防止のプロトコルをピットレーンやガレージで試す機会を得られた。
新車RP20のステアリングを握ったのはランス・ストロール。ただ残念なことに、この日のシルバーストンは悪天候の予報。チームは問題を回避するために早くから走行を実施し、なんとか雷雨を逃れることができた。
その他に2020年型マシンでの走行を予定しているチームには、アルファタウリがある。彼らは来週、イモラ・サーキットでプロモーションデーを利用した走行を予定している。
またフェラーリは2018年型のマシンを使用したテストを計画しているが、まだその日付は明らかとなっていない。
【ギャラリー】レーシングポイントRP20をシルバーストンでテスト
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June 18, 2020 at 06:49AM
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レーシングポイント、新車RP20でテスト走行実施。2月のテスト以降で初 - Motorsport.com 日本
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