レーシングポイントF1チームは昨年、現在のファクトリーの敷地に隣接する土地に新たなファクトリー施設を建設する計画を明らかにし、2021年シーズンから使用する予定だとしていた。
当初の予定では、2021年シーズンのサマーブレイク期間に“引っ越し”を行なう予定だった。しかし新型コロナウイルスのパンデミックによって、新ファクトリーの建設作業に遅れが生じてしまった事がわかった。
結果、チームは2022年のサマーブレイクまで新ファクトリーへの引っ越しを待つことにしたようだ。
「ファクトリーは現在も建設が続いている」と、チーム代表のオットマー・サフナウアーはmotorsport.comに語った。
「我々は“アストンマーチンF1チーム”になるという事実もあり、競争上の理由から必要とされるものを建設している。1990年から現在の場所が使用されてきたが、我々はそれ以上の規模になってしまっている」
サフナウアー代表の語るように、レーシングポイントは来年からアストンマーチンF1へと名を変え、ワークスチームとしてF1に挑むことになる。
チームは前身となるフォースインディア時代から拡大を続けており、2009年時点で280人だったスタッフは、昨年の時点で既に400人を突破。ファクトリーが手狭になっていたのだ。
「唯一の問題は、新型コロナウイルスの影響によって、タイムスケジュールという面ではかなり遅れてしまっている」
「そのため、我々は新ファクトリーの使用を開始する予定の日取りを遅らせる決定を下した。(当初の予定の)3月初旬の開幕から3〜4ヵ月遅れるか、そこからさらに丸1年遅れるかという違いだ」
「8月は引っ越しには適切な時期だ。伝統的にサマーブレイクの時期だし、実際我々は2021年の8月に引っ越す予定だった。しかしそれを後ろ倒しし、2022年の8月にする予定となった」
サフナウアー代表はそう語った。しかしこの遅延も上手く活用することになると語っている。
「我々は恐らく5〜6ヵ月余分に時間があるだろうから、建設にあたってより詳細なレベルのプランを確実にできるだろう。通常、より細部まで作成された計画があるとき、見積もりはより正確になり、意思決定もより良く行なうことができる」
「現在は新型コロナウイルスによって将来がどうなるのかはわからない。ソーシャルディスタンスを永遠に保たなければならないのか、そうでないのか、もしくはスタッフ全員の周りにアクリル板を建てなければいけないのかどうかは、まだわからないんだ」
「ワクチンが無い場合に備えて、様々なことに目を向け始めなければならない。そしてこの時間は、我々にそのことへの心構えや予防策といった物を考える時間を与えてくれる」
「余分な時間というのは、より細かな仕事をすることを助けてくれる。そしてコストを節約する助けにもなるはずだ」
アストンマーチンとのF1計画が発表されて以来、チームはアストンマーチンのロードカーデザイングループのためのスペースを追加。現在のレッドブル・テクノロジーから引っ越す予定となった。
「デザインチームはここに置かれることになるだろう。中核となり、それからマーケティングセンターも置くことになる」
サフナウアー代表はそう語る
「ここファクトリーに来て、F1チームを見たり、新たなロードカーを作ることもできる。アストンマーチンにとっても良い“キャンパス”になると思う」
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June 12, 2020 at 08:00AM
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