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【天皇賞・春】レース展望 - サンスポZBAT! - サンケイスポーツ

史上5頭目の連覇を狙うフィエールマン

史上5頭目の連覇を狙うフィエールマン【拡大】

 開幕週の初日から単勝万馬券が一場最多の4本も飛び出し、大波乱の幕開けとなった京都競馬場。今週末はGI天皇賞・春(5月3日、芝3200メートル)が行われる。

 史上5頭目の連覇を狙うフィエールマン(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)が、今年も主役だろう。海外遠征帰りの初戦だった前走の有馬記念では、中団から早めに動いて勝ちに行く競馬をしての4着と見せ場を作った。約4か月ぶりの実戦となるが、間隔をあけて使われるのはいつものこと。1週前追い切りを「動きにはすごみがあった。前走以上」と手塚調教師は評価しており、仕上がりの良さがうかがえる。「あとは競馬で掛からなければ」とポイントを挙げたが、力を出し切れれば自ずと勝利は見えてくるはずだ。

 フィエールマンの連覇を阻止する馬は現れるのか。その筆頭格がユーキャンスマイル(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)。昨年は5着に敗れたが、その後も堅実に走っており、得意の長距離ならば戴冠を意識できる。前走の阪神大賞典は休み明けでプラス12キロと余裕を残しながらも、圧巻のレースぶりを見せて快勝した。悲願のGI初制覇に向けて、一度たたかれた上積みに期待したい。

 キセキ(栗東・角居勝彦厩舎、牡6歳)は前走の阪神大賞典で1番人気に支持されながらも、出遅れが大きく響いて7着に敗れた。15日のゲート再審査に合格し、このレースへの参戦が決定。17年の菊花賞以来、勝利から遠ざかっているが、GIでも惜しいレースが続いている。ゲートさえ無事に出れば好勝負となるだろう。「平成の盾男」といわれた武豊騎手との新コンビで巻き返しを図る。

 前走、日経賞Vのミッキースワロー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡6歳)も上位候補の一頭だ。約1年半ぶりとなるGIの舞台だが、その間に重賞2勝と確実に力をつけてきた。京都コースは17年菊花賞(6着)以来となるが、当時は不良馬場の影響を大きく受けた。昨年の七夕賞を稍重で勝っているので、ある程度の雨ならこなせそうだ。

 過去10年で【4・2・5・37】と好走している4歳馬にも注目だ。今年は阪神大賞典2、3着のトーセンカンビーナ(栗東・角居勝彦厩舎、牡)とメイショウテンゲン(栗東・池添兼雄厩舎、牡)、栗東・森田直行厩舎の2頭のモズベッロ(牡)とメロディーレーン(牝)が出走を予定している。特にモズベッロの前走、日経賞(2着)はゴール前で勝ち馬に寄られる不利があっての結果。5戦3勝、2着1回と好相性の京都コースでGI獲りを狙う。

 他にも「最強の1勝馬」の名を返上したいエタリオウ(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)や、最低人気で臨んだダイヤモンドSを勝利したミライヘノツバサ(美浦・伊藤大士厩舎、牡7歳)、重賞初挑戦となった京都大賞典で3着と健闘した良血馬シルヴァンシャー(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)、日経賞3着のスティッフェリオ(栗東・音無秀孝厩舎、牡6歳)などの伏兵たちにも要注意だ。

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April 27, 2020 at 11:37AM
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