ウエスカ戦は途中出場も「クボは落ち着いており、気分は変わっていない」とレポート
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間13日に行われたスペインのラ・リーガ開幕節で途中出場するも、目に見えた結果は残せず1-1のドローに終わった。現地メディアによれば、保有権を持つレアル・マドリードは“武者修行”に出ている19歳のアタッカーに対し、「準備しておくように」とメッセージを送ったという。
久保はウエスカとの開幕戦でベンチスタート。1-1の同点に追いついたあとの後半32分からピッチに立ち、トップ下へ入った。コンビネーションプレーで何度か打開を試み、後半アディショナルタイムには鋭いドリブルからファウルを誘発してFKのキッカーも担当。さらに混戦の中から久保が叩きつけるような左足のシュートを放ち、FWフェルナンド・ニーニョがゴール前で触るも、これは相手GKの好セーブに阻まれた。
ウエスカFW岡崎慎司との日本人対決は1-1で痛み分けとなったなか、レアルは久保の心境を確認すべく電話でコンタクトを取ったという。
レアル専門メディア「DefensaCentral」は、「ビジャレアル対ウエスカでサブとなったあと、どんな感覚なのか確認するためクボにコンタクトを取った」と言及。記事によれば、レアル関係者は「プレー機会があった時に100%を出すために準備しておくように」と久保に伝えたという。
「レアルからはクボの最初の手応えを知り、将来へ向けたとても前向きなメッセージを送るべく日本人選手にコンタクトを取った。『準備をしておくように、、、』。クラブ・メレンゲから彼にコメントした。レアルは日本人選手の動向を大いに気にかけることになるし、実際にそれを若きアジア人選手が分かるようにした。レアルは、タケが少しずつ出場時間を得ていくことになると確信している。ビジャレアルでの初公式戦でサブだったものの、現時点でクボは落ち着いており、気分はまったく変わっていない」
まだ新シーズンは開幕したばかり。まずはMF乾貴士が所属するエイバルと対戦する19日のリーグ第2節での久保のプレーに注目したいところだ。(Football ZONE web編集部)
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