超豪華メンバーでも低レベル?
6月末という開催時期に加え、内回りの荒れ馬場ということもあり、なかなか頭数が揃わない宝塚記念。ただ、今年は社会情勢もあってか、2010年以来のフルゲートに。 【宝塚記念2020直前予想】あの人気馬が危ない?雨馬場で激走必至の大穴馬はこれだ! とはいえ、特殊条件であることに変わりはない。参考レースを振り返って、有力馬の潜在能力を掘り下げる。 【有馬記念】 週中はほとんど雨が降らず乾いた馬場での開催。見た目には野芝が枯れて内側を中心に芝が茶色に映ったが、内目を通った馬の好走も出ており、トラックバイアスは「馬場無し」の評価。 レースはアエロリットが後続を大きく離した逃げに出たが、2番手以降も前半1000mを59.6秒程度で通過しており、前傾1秒以上のハイペース。上がり3F上位馬が上位着順を独占したことからもわかる通り「差し有利」の展開だったといえる。 2着馬サートゥルナーリアは終始外々を回り、直線入り口では先頭を捉える勢い。ただ、さすがに横綱競馬過ぎたか、自身の上がり3Fの個別ラップは11.4-11.6-12.4程度とラスト1Fで大きく失速。父ロードカナロア、母シーザリオという血統らしくトップスピードの爆発力に秀でる半面、G1での持続力勝負ではやや分が悪い印象。本レースは3~5着馬もベスト条件ではなく何とか2着と粘ったが、勝ち馬リスグラシューとの差が舞台適性を物語っていたように思う。ベストは東京芝2000~2400mだろう。 5着馬キセキは出遅れて後方からの競馬。典型的なストレッチランナーでコーナリングに課題のあるタイプで、中山は9、5、5着と苦戦。自身の上がり3Fの個別ラップも11.7-12.0-12.1とややいびつで、差し有利の流れにはのったが、自身の持ち味は出し切れなかった印象だ。今回の阪神内回りコースは3~4角中間部のコーナー角が緩やかなため、G1で2度の2着がある通り、中山内回りよりは向いているだろう。
内有利のイス取りゲーム
【大阪杯】 週中水曜日に22mmを超えるまとまった雨が降ったが、週末には乾き、土日ともに良馬場での開催。Bコース替わりで内目の馬場状態が良く、内外回りともに「内有利」のトラックバイアス。 レースはダノンキングリーがハナを切ったが、終始ジナンボーにつつかれる展開。60.4-58.0の後傾2.4秒の緩い流れだっただけに3番手以降は「前有利」だったが、5F目に11.6を刻んでいるダノンキングリーには厳しい展開だった。 勝ち馬ラッキーライラックはラチ沿い3番手の絶好位。直線では狭いところを割ってこれるだけの気の強さと反応の良さもあり、まさに完璧な競馬っぷりだった。ただ、展開利を受けられた点、そして右にもたれる面を見せた点は考慮したい。余力のあるうちは問題ないが、苦しくなると右にもたれる面はこれまでも見せてきた悪癖。外を回すと阪神牝馬Sのようなことになりかねない。内枠を引けなかっただけに、M.デムーロ騎手の手腕が問われそうだ。 2着馬クロノジェネシスは大外枠からラッキーライラックの外につける。少頭数とあって大きく外を回らされることはなかったが、内で脚をタメた馬が上位着順を占める中での2着は高く評価できる。ラッキーライラックとの差はほとんどない。 4着馬カデナは11.2-11.1-11.2の豪脚で強襲。一時期の硬さが無くなり、今は本当にデキがいい。ただ、ギリギリまで追いだしを我慢した点、馬場のいい最内を終始ロスなく回ってきた点は考慮したい。あの競馬では3~5着が精一杯だ。 7着馬ブラストワンピースは内枠から外差しで展開不利。ラスト1Fで失速したが、3角からエンジンをかけて11.4-11.2-11.2-11.9程度なら当然の失速だろう。元々、11秒台後半の中速持続力勝負に強い馬で、18年有馬記念以後の上がり3F36秒台のレースでは3戦3勝。雨馬場なら巻き返し濃厚。 5着馬ワグネリアン、8着馬レッドジェニアルは物足りない競馬。大幅な上積みが必要だ。
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June 27, 2020 at 04:01AM
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【宝塚記念】サートゥルナーリア消しの理由は?レース分析から見える各馬の「潜在能力」(SPAIA AI競馬) - Yahoo!ニュース
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