新型コロナウイルスでレースが開催できない期間が続く中、インディカーシリーズの現役ドライバーたちがバーチャルレース「INDY CAR iRacing Challenge」で対決。その最終戦がインディアナポリス・モータースピードウェイを舞台にして開催された。
【動画】”インディ175”フィニッシュ直前にまさか。マシンが宙を舞うクラッシュ発生
インディ500が開催される聖地を70周して争われた今回の”インディ175”は、最終ラップまで複数のドライバーがスリル満点の優勝争いを繰り広げた。
オリバー・アスキューが先頭でファイナルラップに突入。パトリシオ・オワードと共に、マクラーレンのワンツー体勢を築いていた。そこにマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)、サンティノ・フェルッチ(デイル・コイン)が続いた。
エリクソンはターン3でイン側から大胆なオーバーテイクを仕掛けリードを奪ったものの、オワードが最終コーナーでエリクソンを抜こうとして両者は接触。優勝争いから離脱することとなった。
これにより、優勝争いはアスキューとフェルッチのストレート勝負に絞られたが、アスキューに並びかけたフェルッチは突如左に向きを変え、アスキューと激しくクラッシュしてしまった。その結果、ファイナルラップに突入した時点で5番手にいたスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)がトップチェッカーを受けた。
フェルッチはこのクラッシュについて、最終的に非難を受け入れたものの、攻撃的な動きをしたひとつの要因として、NASCARでのバーチャルレースを経験したことを挙げた。
「みんな最終コーナーの脱出速度が遅くなるのが分かった」と、フェルッチはレース後に語った。
「僕はアスキューを捕まえかけていた。僕は最近多くの(バーチャル)シリーズで走っている。僕は、NASCARスタイルで彼を捕まえようとしたんだ」
「少し近づき過ぎてしまった。アグレッシブになり過ぎてしまったと思う。僕のせいだ。間違いなく僕のミスだ」
「僕は宙を舞ってフィニッシュラインを横切るつもりはなかった。でも結局、僕たちはゲームをしているんだ。僕は2番手で、彼がトップだった。僕はヴィクトリー・レーンに自分のマシンを置くために、できることは全てやっていたんだ」
レース後に以上のようなコメントを残した一方、フェルッチは自身のライブストリーミング配信において、レースに関してまた違った考え方を示した。
「もう少し(フィニッシュ)ラインに近いと思ったんだ。それだけの価値があった。最終周、最後のストレートだったし、TV向け、ファン向けでもあった」
「あれは意図的なものだった。僕はただトライし、彼を少し”タップ”するだけにすべきだった。ああなるとは思っていなかった」
F2に参戦していた2018年には、レース後のクールダウンラップでチームメイトにわざと接触し、4レースの出場禁止を科せられ、チームから解雇された経験を持つフェルッチだが、今回のクラッシュが尾を引き、ライバル関係に繋がるとは考えていないようだ。
「結局のところ、これはゲームなんだ」と彼は付け加えた。
「仮想現実であって、僕が実車でこんなことをするなんて誰も思わない」
「もしストレートでウィービングしたりしていても、僕はみんなが『Call of Duty』でやっているのと同じようなものだと感じるよ」
「色々あった人たちの間で新たにライバル関係が生まれる可能性はないと思うけど、iRacingの前からあったライバル関係が悪化することはあったかもしれない」
「実際に何かがあった時は、埋め合わせをしてから再びレースに取り組むものだから、心配する必要はない」
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May 04, 2020 at 02:34PM
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フェルッチ、バーチャルレース『インディ175』劇的クラッシュを自己弁護「これはあくまで”ゲーム”」(motorsport.com 日本版) - Yahoo!ニュース
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