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ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズはF1の小規模チームにとって新型コロナウイルスの影響による経済的な危機が現実のものだと強調しつつ、ウィリアムズにおいては2020年にレースをすることが「重要」であると主張した。
F1では参戦する全10チームに賞金の名目で分配金が支払われており、一部のチームは歴史的な背景や過去の好成績を踏まえた追加の分配金もある。通常年であれば、賞金の大部分はレース開催費と放映権料で賄われているものの、今シーズンのレースができなければいずれも驚異にさらされる。
2020年シーズンの最も楽観的な計画としては7月の開幕と言われているが、開幕日は規制の解除やイベント開催の許容など各政府の判断に完全に依存している。加えて、F1は10月までにレースに臨める状態にならなければ2020年シーズンを完全に中止する可能性があると警告してもいる。
クレアは『Sky Sports(スカイスポーツ)』に対し、この状況は賞金の収入とスポンサーシップの収益で成り立っているウィリアムズに重大な問題を引き起こしたとコメント。
「状況がかなり流動的なので、今後どうなっていくのか、現時点では本当に心配しています。15レースなのか8レース、はたまたレースなしなのか、今後についてまったく予想ができません。もちろん、少ないよりは多くできることを願ってはいます」
また、ウィリアムズのビジネスモデルでは今年に一部のレースが開催されることが重要なのだとも話したクレアは次のように付け加えた。
「今、F1の置かれている状況はとてつもなく難しいものです。ただ、この予測不能な状況は世界中の多くのビジネスも同じです」
「だからこそ、今年が終わるときに無傷で全員が生き残れるよう、自分たちにやるべきすべてのことをやるために、これだけたくさんのミーティングを開いて話し合いの時間をかけています。その中でも、いつまたレースができるようになるのか、という部分が大きく、とりわけ私たちのようなチームにとっては重要です。ほとんどいなくなった真の独立系チームのひとつがわれわれなのです」
「グリッドにいる多くのライバルたちと違って私たちには支援がありません。そのため、われわれにとっては今年にレースをすることがとても重要になってきます。とはいえ、そうするに十分安全になった場合に限ります」
アルファ・タウリ代表のフランツ・トストは『Motorsport.com』に、1レースが中止されるごとにチームらは150万ユーロから200万ユーロ(約1億7,500万円から2億3,400万円)ほどを失うと明かしている。
「レースが開催されなければそれに伴って収益を失う形の契約になっている。合意した金額が減らされるからだ」
「もし7月にレースをスタートできれば、青あざ程度で済むだろう。ただ、そうでなければ、事態は非常に重大だ」
「もし今年に全く何もないということになれば非常事態である。一切の収益がないともなれば、当然ながら経済的に大惨事だ」
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April 22, 2020 at 03:08AM
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