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MotoGPバーチャルレース第2戦、バニャイヤが“初”勝利。王者マルケスは4位 - Motorsport.com 日本版

 新型コロナウイルスの影響によって中断の続いているMotoGPだが、F1やインディカーのような4輪レースがバーチャルレースイベントを開催しているのと同様に、現役MotoGPライダーによるバーチャルレースを企画。今回が2度目の開催となる。

 第2ラウンドの参戦ライダーは以下の通りだ。

レプソル・ホンダ:マルク・マルケス/アレックス・マルケス

ヤマハ:マーベリック・ビニャーレス/バレンティーノ・ロッシ

ドゥカティ:ダニーロ・ペトルッチ/ミケーレ・ピッロ

ペトロナス・ヤマハSRT:ファビオ・クアルタラロ

LCRホンダ:中上貴晶

プラマック:フランチェスコ・バニャイヤ

アビンティア:ティト・ラバト

 バーチャルレース第2ラウンドはレッドブルリンクが争いの舞台。予選が5分間、決勝10周というレースフォーマットで争われた。

 クラッシュ多発の予選ではバニャイヤがポールポジションを獲得。2番手はビニャーレス、3番手には前回勝者のアレックスが並んだ。

 レースがスタートすると、ビニャーレスはいいスタートを切るがターン1にかけてはインに位置していたバニャイヤと接触。さらに後方のアレックスが転倒したことにより、ビニャーレス、バニャイヤ、マルクと多くのライダーがコースオフを強いられてしまった。

 結果、レースは中上が先頭。ただそのままレースをリードとはいかず、ターン3を曲がりきれずコースオフ。バニャイヤ、ビニャーレスらは接触しつつも先頭を争った。

 ターン4で先頭はバニャイヤに入れ替わり、ビニャーレス、マルクが続く。

 そして2週目のターン1ではマルクを追いかけていた中上がリヤタイヤに接触、現王者は宙を舞い、ポジションを落としてしまった。さらに次周では弟のアレックスとも同じような接触があり、ここでもクラッシュが発生してしまった。

 先頭のバニャイヤは順調にトップを走っていたが、5周目になるとついにビニャーレスがオーバーテイクに成功。

 そのままトップを維持して走るビニャーレスだったが、7周目のターン4でクラッシュ。バニャイヤが再び先頭に立った。

 ビニャーレスは最終ラップになんとかバニャイヤへ追いつくと、ハードブレーキングで追い抜きを仕掛ける。そしてターン4で先頭を奪ったビニャーレスだったが、バニャイヤも負けじとターン6でインから入り込み、そのままトップを奪い返した。

 最終コーナーではビニャーレスが勝負を仕掛けるが、体勢を崩してしまったことでバニャイヤがそのままトップでフィニッシュ。第2ラウンド優勝をもぎ取った。

 2位はビニャーレスが入り、3位には兄のマルクとの争いを制したアレックスが並んだ。

 なお6位以下のペトルッチやロッシ、中上らはクラッシュが多発した影響で、制限時間内にゴールすることができなかった。

 

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MotoGPバーチャルレース第2ラウンド リザルト

1位 フランチェスコ・バニャイア  13’47.091
2位 マーベリック・ビニャーレス  +0.074
3位 アレックス・マルケス  +9.762
4位 マルク・マルケス +12.572
5位 ファビオ・クアルタラロ +35.418
6位 ダニーロ・ペトルッチ NC
7位 バレンティーノ・ロッシ NC
8位 中上貴晶 NC
9位 ミケーレ・ピッロ NC
10位 ティト・ラバト NC

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April 12, 2020 at 05:47PM
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