メイン12Rスターセレクションは発走合図機の不具合のため、レース不成立となった。1回目の発走で1枠佐藤摩弥に対しフライングを知らせる告知灯がともったが、発走合図機に不具合があったことが分かった。いったん、出走選手を控室に戻し、15分ほど発走合図機が正常に作動されるかどうか確認。しかし、機器は直らず、20時51分、最終的に発走合図機不具合のためレースは不成立となった。佐藤は2日目以降も賞典出場の権利は残った。

なお、このレースは全ての車券が返還された。12Rの総売り上げは5628万2000円だった。

飯塚オート側は初日全レース終了後、12Rのレース不成立について、以下の4項目を文書にて回答した。

(1)競走不成立の理由 発走合図機不具合のため、審判長が不成立を決定

(2)1回目のフライング判定について 1回目の発走におけるフライング判定後に発走合図機に不具合が生じたため、1回目のフライング判定は信用性が欠けることから、審判長がJKAと競技の上、罰則を成立させることは適当ではないと判断し、判定を無効と決定

(3)手旗発走としなかった理由 お客さまの信頼面を考慮し当該レースについては、公正安全なレースの続行が不可能と判断し、審判長が決定

(4)初日12Rの勝ち上がりについて 番組編成細則に基づき、オールスターオートレース優先順位により勝ち上がり順位を決定